オイル交換の頻度に関して

オイル交換の頻度

バイクのオイル交換に関して、その交換時期、頻度に関しては、明確なマニュアル等は存在しません。
そのバイクの使い方により、臨機応変にバイクのオイル交換は行う必要があります。
バイクは、自動車に比べて、エンジンの常用回転数が非常に高く、負荷がかかります。
ですから、オイルの汚れ、劣化も早く進むと考える必要があります。
また、頻繁に乗らないとか、長期間エンジンをかけていないからといって、オイル交換の頻度の間隔をあけるべきではありません。
オイルは、様々な添加剤が入れられていて、空気に触れると酸化、劣化が始まります。
ですから、一度封を切って、エンジンに注入されたオイルは、そこから劣化が始まります。
ですから、使用期間によって、バイクのオイル交換頻度の変更は行わない方が懸命です。
やはり、バイクのオイル交換に関しては、その使用条件が重要になります。
夏場の炎天下での使用では、その熱によるオイルの劣化が早く進みます。
また、サーキットや、峠での使用による、エンジンの負荷の増大時にも、オイルの劣化は進みます。
目安とすれば、通常使用の場合は、3,000Km、5,000Km走行毎にバイクのオイル交換を定期的に行うように設定しておいて、炎天下や、エンジンの過酷な条件下での使用があった場合は、そのバイクのオイル交換の頻度を上げてやればいいと思います。
そうする事により、常にエンジンを最適な条件下で使用する事が可能となります。